僕の花鈴葉(カリンバ)は屋久島の自然と出会って生まれた。この母なる深い森の中ひとひらの葉から
滴が落ち波紋が広がる。そんな音色をイメージしてカリンバの音を紡ぎだしてゆく。

新しい2022年度の作品アップしました!

2023年ワンダーフェスティバル2月12日(日)

カリンバとは?

          随分とカリンバと言う楽器が世間に知れ渡って来ました。あるイベントでカリンバを演奏し「この楽器知ってる人手を挙げて

        下さい」と言ったら殆どの人が手を下ろしたままでした。 まだまだ認知度が低い楽器ではあります。 さて、カリンバとは

        何ぞや?と云う事で 簡単に説明致しますと、親指で弾いて演奏し両手で持てる位の小さめの楽器です。 即興で演奏も出来ますし

       「即興カリンバですと沖縄音階、ペンタトニック、マイナー5音階、」など色々と誰でも弾けば何となく音楽になるのと、色んな曲を

        弾けるカリンバなど僕なりに色んな種類のタイプを考案、試作、実験し乍ら制作しています。

          元々カリンバはアフリカ発祥の地でありまして、タンザニア辺りから出て来てるようです。 その下の方の国ジンバブエのムビラ

        から発展していったのでしょう。15世紀のポルトガル宣教師が、カリンバの事を記録に残してるので「僕は見た事はありませんが」

        少なくとも500年以上の歴史がある訳ですね。その後,白人によってヨーロッパ地方に渡ったカリンバはスイスに流れ、時計職人

        によってオルゴールへと進化、変化して行きます。 

        オルゴールを知らない人はいないと思います。カリンバの音色を聴くとオルゴールの様な音がします。 最初にこの音色を聴くと

       「フワ〜」と癒されます。アフリカでは多くの国や部族があるのでカリンバも色々な呼び方があり、形や模様、音色やヒョウタンで

        音を拡張したりと様々です。「サンザ」「ムビラ」「キリンバ」「カリンバ」「リケンベ」「サンサ」「リンバ」「サムピアノ」

        などなどまだまだあるんでしょうね。 世界の色んな民族楽器がそうであるようにカリンバも儀式や祭りなどで演奏するための

        スピリチュアルな楽器で使用されていました。

        人々が集まって日没から夜明けまで一晩中歌って踊って楽しみ「僕もアフリカで体験しました」先祖霊を呼ぶ為の

        トランスミュージックであると云う特徴があるようです。僕が昔に見た映画で「ブッシュマン」というのがありまして、主人公の

        ニカウさんが空から落ちて来たコカコーラの瓶が村の災いになったので旅をして遠くの神様へ返しに行く映画なのですが、その旅の

        途中でサバンナを歩き乍らカリンバを弾いてるシーンがありました。

          どうやらボツアナでは男が狩りに出かける時に何日も旅をするので、その間の娯楽アイテムとして持って行くのでしょう。

        小さくて軽いので紐で腰にぶら下げて邪魔になりません。 僕も山登りの際に途中疲れたので持って来たカリンバを弾き乍ら登山

        すると不思議と疲労が緩和されて気がつけば頂上でした。 また昔、奥さんが妊娠の悪阻(つわり)で苦しんでる時にひょっとと

        思ってカリンバを奏でると暫くしてスヤスヤと眠っていました。 

        肉体的にも精神的にも効果があるんだな〜とシミジミ感じました。 僕カリンバは「花鈴葉」と当て字にしています。

        アフリカのカリンバを僕なりに咀嚼して、日本風へと変化させています。 「水の音」「鈴の音」「水禽靴」など澄んだ音をベースに

        音色を追求しています。 年配の方からお子様まで用途が広い楽器です。  日本の四季折々に溶け込むような音作り、楽器演奏、

        楽器製作をしています。 是非皆様の日常生活の安らぎのアイテムにお役立ち出来れば幸いです!

        長い文章読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

 

2020年10月11日ライブイベント

チーク材で制作したカリンバです。動画

今までに売れたカリンバです。参考にどうぞ!

 

 

      

カリンバや世界の手作り民族楽器などを使ってライブ活動も行っています!

 

 

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